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遠藤先生

2009年、第五回佐野ルネッサンス鋳金展、僕は優秀賞を頂きました。

大賞でなかった理由は規格に対しての作品の大きさが小さいと言うことでした。

 

受賞パーティーで表彰して頂き、交流会二次会へ。

審査員の1人、高岡市美術館館長、遠藤幸一先生の向かいに座り、

制作論議を交わしながらお酒を飲んでいると、ふと先生から

「僕は以前金沢美大で教えていたんだけどねえ、

面白い子がいたなあって思い出すんだけど

学校休学してしばらくアフリカに行ってた子がいるんだよ。」

そう、先生はそのアフリカに行ってた当人が僕だと気づかずに僕の話をしていたのです。

「先生、それ僕のことです。」僕も何となくしか繋がってなかった記憶がつながり、

当時の話で盛り上がりました。

先生の授業の一コマをいただき、

アフリカ旅日記のようなスライドショーをさせて頂いたこともありました。

 

今年、第六回佐野ルネッサンス鋳金展では、制作時間がどうしても取れず、

スケールが小さいことを覚悟しながらも、以前制作した作品で応募することとなり、

一応入選という形になりました。

先生から「やっぱりスケールの問題だね!」と助言を頂き、また、

「角居みたいのがスケールのでかい作品出してバーンとやらんと駄目だろう!」

との忠告も頂きました。期待してくれているという気持ちが伝わるだけに

申し訳ない気持ちもあり、今回の二次会ではあまり話すことも出来ませんでした。

無意識に避けていたかもしれません。

 

今日、遠藤先生が亡くなったというニュースを聞き、ショックを受けています。

7日肝不全とのことでした。

 

10月にお会いした時はあんなに元気でしたのに。

次回はちゃんと見てもらえる作品作るつもりだったんですよ、先生。

 

もっとたくさん話せばよかった。

残念です。

ご冥福を心よりお祈り致します。