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依代(よりしろ

 

—神事の際に神が宿る物体を依代と言う—

 

 

 

  

神とは元々、人知の及び得ぬ畏れる対象でした。

人は神事を行い、大いなる力を鎮めたのです。

 

その昔、人は獣を畏れ、緑を畏れ、日照りを畏れ、大水を畏れ、

暑さを、寒さを畏れてきました。

 

畏れるものが多いほど、人は謙虚になります。

科学によって畏れを駆逐し、

自然に対しての謙虚さを失いつつある現代という時代

むしろ畏れを呼び込む為に依代をつくるのかもしれません。

 

依代 I
依代 I
依代 III
依代 III